3.01.2011

Nスペがアツい。

Chan_Zです。

昨年の龍馬伝以来、主に社長を中心に歴史ブームに湧くキャニオン。
個人的には「坂の上の雲」がまだ未完ですが、見てました。

『坂雲』最終編の繋ぎ…ではないですけど

全4回シリーズです。

今やってるNスペの『日本人は何故戦争へと向かったのか』が面白い!
最近ストライクゾーンど真ん中だNHKて思うのはオッサン化してるのか、
それとも他にろくな番組がないからなのか…。

さておき、戦争は悲惨、平和は大切ってのはまぁ、置いといて。
この特集では「破滅に到るプロセス」と「要因」が淡々と描かれてます。

当時戦争を一番に望んだのは「世論」だったという事実や、
それを担がざるを得なかった? マスコミの苦悩、扇動 
どうにも上手くいかない外交事情などなど。

色んな要因が絡み合い、
元々は善良なはずの日本人気質が全て裏目に出て孤立し、
何か得体のしれない物になって転げ落ちていく様は、
ある意味、戦争の悲惨な映像より何倍も怖いです。

で次回最終第4話「開戦・リーダーたちの迷走」のあらすじ
日本の国策決定の場は、全ての組織の代表者が対等な権限を持つ集団指導体制で、全会一致が建前。常に、曖昧で、玉虫色の決定が繰り返された。各組織のリー ダーたちは、戦争に勝ち目がないことを知りつつも、戦争できないと言うことが自らの組織に不利益を与えると考え、言い出すことができない。海軍、企画院、 陸軍、首相、それぞれが互いに責任を押しつけ合い、重大案件は先送りとなっていく。
不謹慎ですが究極のバッドエンド確定フラグ。
何か色んな事にオーバーラップしてきてどんどん背筋が寒くなってきますね。
てか現在の政治批判してんのか? と勘ぐってしまうほどのリード。
この辺り今回のスペシャル熱い所以です。

いつもこの番組を見ててよく
「どっかで(戦争を)止めれただろうか?」 と思うんですけど、

日清、日露でたまたま勝っちゃったのがいけなかったったな…。
その奇跡を起こしてしまった要因はやっぱ明治維新?
それは幕末の…といけないループに入るハメに。

NZの地震もあって、日本ではあんま詳しく報道されてませんけど、
チュニジア、エジプト、リビア…中東情勢が エラい事になってまます。
アジアも他人事でなく、きな臭い状況が続いてます。

再び世界は破滅に向けて進み始めてるのかも? 
そんな時「あの教訓を活かせるか?」が歴史の肝なんでしょうね。


シュマグ(アラブスカーフ)を巻いてFB。

さて、ブログも終わったのでネットの底に沈みます。
يله سعيدة و أحلام لذيذة

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