12.09.2011

turbo.264 HD vs HandBrake

本日は、turbo.264 HDとHandBrakeの画像比較を少々。

我が家はiTunesサーバーに溜め入っているアニメや映画を、
Apple TVで再生させて見ることが当たり前なので、
DVDなどからiTunesに登録するため、サポートしている動画形式
.mp4、.m4vに変換エンコードすることが大変おおいんです。

なので、通常はずっとHandBrakeを使ってエンコードしていましたが、
動画のエンコードは異常に時間がかかって大変なため、
何かいいエンコーダーは無いかと、いろいろ探していました。

そこで、一番先に試してみたのが、Adapterというソフト。

フリーでエンコードも非常に速いところはいいんですが、
なんせ、エンコード後の画像劣化が見れたものではありません。

iSquintもちょっと目的が違うし、う〜ん......

で、ネットで探して、見つけて、導入したのがコレ、


elgato
turbo.264 HD


けっこう、かっこよくて、たのもしい

海外から購入なので、安かった。



ハードウェアエンコードってとこに惹かれ、

各レビューもいいことが書かれていたので、

導入に踏み切りました。





結果は.............














惨敗。








速いんですが、やっぱり速さは画質を犠牲にします。

個人差もあるんでしょうが、HandBrakeに比べるとだいぶとキタナイ。



ネットで検索したときに、実際どんな画像になるかは

見つけることはできなかったので、これを検討してる人のために、

HandBrakeとの画質差を、静止画ですが載せておきます。

この辺は個人差がでかいので。





え〜、購入して、失敗というキビシさを、


歴史大作「レッドクリフ -赤壁の戦い-」




琴を弾くだけで、語りあえるという名シーンw
周瑜と諸葛で表現したいと思いますんで、
参考にしてください。


これのために、エンコードしました。


エンコードに使ったマシンは、

Macmini Mid2010

Core 2 duo 2.4Ghz
メモリー8GB

です。

設定画面。

字幕・音声も選べて、HandBrakeと大差はないと思います。

36分くらいの.vobファイルをエンコード。
最終1GBくらいのファイルになる設定で
約10分と出ます。
実際は、10分かかりませんでした。

こちらは、HandBrake。
できあがりのファイルサイズが同じ条件になるよう設定。
kbpsでいうと、3500kbpsくらいなんで、
結構いい画質の設定です。

同じく36分程度の.vobをエンコード。
約44分と出ます。
実際それくらいかかりました。


やはり、約4倍高速です。
速いのは速いんですが。。。。。。。。


HandBrake

turbo.264

HandBrake

turbo.264



HandBrake 
turbo.264


HandBrake

turbo.264

HandBrake

turbo.264

HandBrake

turbo.264


HandBrake

turbo.264
字幕もひどくないですか?







やっぱり静止画では、差がわからなさそうですね〜。。。

黒の色とかに差も出てるんやけどな〜。。。。。

なんせ、全体的にブロックノイズが多く、少しボケた印象。






DVDを3GB程度のファイルサイズのm4vに変換すると、

HandBrakeは、劣化がそんなにわかりませんが、

turbo.264はブロックノイズがすごくて、僕にはちょっとキビシイ。






結局、HandBrakeを今でも使ってます。

turbo.264の利用は、

・めちゃくちゃ急いでエンコードしたい時

・ベクトルで書かれたようなアニメ(名探偵コナンのような)には使える。

とこんなカンジじゃないでしょうか。




それと、先日、Core i5 2.3Ghz搭載Macminiで試したら
HandBrakeでも、Core2duo 2.4Ghz搭載機より倍以上速かったので、
エンコードにはやっぱり、
単純に最新CPU搭載機をおすすめします。









そんなこんなで、


有償と無償で、無償の方が[画質的に]勝つという


圧倒的劣勢をはねかえす姿が、


まるで、レッド[赤]クリフに思えた次第です。








aian

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