10.31.2012

狂気のプリンス

たろきちす。





少し前ですがちょっと楽しみにしていた映画

「デビルズダブル ーある影武者の物語ー」を観ました。


解説: イラクの独裁者サダム・フセインの息子、ウダイの影武者だったラティフ・ヤヒアの自伝を映画化した衝撃作。ウダイに顔が似ていることから無理やり影武者に仕立てられ、人生を狂わされた男の絶望と怒りを描き、サンダンスやベルリンなど世界各国の映画祭で絶賛された。監督は、『007/ダイ・アナザー・デイ』のリー・タマホリ。狂気にとらわれたウダイと家族を愛するラティフという、正反対の2人を一人二役で演じ切った『マンマ・ミーア!』のドミニク・クーパーの熱演が光る。
あらすじ: 家族思いの青年ラティフ(ドミニク・クーパー)は、ある日サダム・フセイン大統領の息子ウダイ(ドミニク・クーパー)に呼び出され、影武者になるよう命じられる。同級生だった高校時代から2人は似ていると評判で、一度は断るラティフだったが、家族の命と引き換えに強制的に影武者を引き受けることに。理不尽な運命に必死で耐えるラティフは、いつしかウダイの情婦サラブ(リュディヴィーヌ・サニエ)と心を通わせていく。



サダム・フセインの狂気の息子「ウダイ」 の影武者にされた人物の物語(実在)です。


で、自分はこのウダイという人物の狂気っぷりに非常に興味を持ち、
色々と調べてみると…

出るわ出るわの狂気っぷり。


サダムに「生まれた時に殺しておけばよかった」とまで言わせたとか。



酒・女・ドラッグ、果ては拷問・殺人まで。

権力を傘に欲望丸出しのオンパレード。



デビルズダブルではあくまでウダイの影武者が主人公ですが

自分の興味はウダイがどういう人物であったかという点。


いかにも的な…



映画(物語)としては期待に反して今一つといった感じ。。。

主演ドミニク・クーパーの一人二役の演技とかも見所ではありますが…



肝心のウダイの狂気っぷりも事前のリサーチしすぎwのせいか

知ってるエピソードが映像になったものを観ただけというような

期待が大きすぎただけになんとも言えない結果に。。。





面白かったのは

このウダイがあの「ドーハの悲劇」に関わっていたという事。

あの試合でイラクの選手がもし負けていれば

ウダイの拷問が待っていたと。


当時イラクのオリンピック委員長だったウダイは過去対立したサッカー代表監督の家に

ロケット砲を打ち込んだりしていたらしく

当のイラクの選手はまさに命懸けだった。。。


その試合の対戦相手だった武田修宏選手がデビルズダブルのプロモーションに於いて…
なぜこんなことに…
狂気のプリンスwww
奇妙な巡り合わせというのか…

当時のイラクの選手の感想を聞いてみたいですw


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