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義母はその時はおそらく仕事に行っていたはずなので、
義妹に職場の正確な場所を聞いてみる。
おぉ〜 やっぱり波がきてる。
職場の建物には流されてきた車や瓦礫が漂着してる。
けど建物は残ってる。
どうだろう。。。
職場から大きな通りに出て少し(2km程)行けば日和山という小さな山があって、
そこには波が上がってはきていない。
介護の仕事なので入居者の人達を連れて
日和山まで避難できただろうか。。。
その夜は空撮を見ながら嫁さんとあーだこーだ言いながら検証した。
いくら話したところで仕方ないのだけれど、それしかできることが無い。
きっと大丈夫だと信じようと話し、朝方寝た。
家の中にいて、自分で直接動くことができないもどかしさ。
起きてから現地に向かおうかと嫁さんと話す。
現地にたどり着けるかどうかも分からない状態だけど
気持ちは現地に向かっていた。ムズムズしていた。
嫁さんもじっといていられなかったのだと思う。
「ガソリン積んで行こうか」と言うと
「うん。。。そうだね、行こうか」と嫁さんがこたえた。
それからは急いで出発の準備をした。
荷物をまとめながら自分の実家に電話して
必要な物を用意しておいてもらった。
何せこんなの初めての経験だし、詳しい状況もわからないので
急ぎながらも出来る限りのことを想定しながら、
自分達がミイラにならないよう準備した。
キャンプのしょぼい経験と道具が実践で役立つかも知れないとも思った。
車のチョイスは迷った。
燃費と積載量に優れるCanyonのNV200バネットを借りて行くのか、
4駆でスタッドレスの実家のエスティマか弟のデリカ。
結局、天気予報が雪だったこともあり実家の車で行くことにした。
その他にもあらゆる可能性がオープンであり何があるかはわからないけど、
準備不足は後で悔やまれるのであせらず慎重に準備した。
昼頃にまずは準備してもらった荷物を積むためと
子供達を預けるために実家の彦根に向かって出発。。。
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