先日見ました『アイガー北壁』
世界3大北壁のひとつ、スイスのアイガー。
ナチスドイツの治世、この未踏峰を最初に征服するのは優秀なドイツ人!
みたいな時代背景と魔の氷壁に魅せられていく二人のドイツ人の若者を描いたお話です。
実話ベースのお話。
バッドエンド好きですが、これは正直かなり辛い。
「8割下山&遭難」山好きには辛い事この上ない映画です。
吹雪、雪崩、怪我、凍傷、ルートミス…あらゆる艱難辛苦のオンパレード。
「まじかー」みたいな衝撃かつ地味なラスト。
いやーでも、有りうる…と背筋が寒い映画でした。
魔の山アイガーみたいな感じですが、実際は大変に美しい観光地でもあり。
真の魔の山はヨーロッパでもパキスタンでもネパールでもなく…日本にあります。
その名は谷川岳(以下Wikipediaより)
谷川岳の標高は2,000mにも満たないが、急峻な岩壁と複雑な地形に加えて、中央分水嶺のために天候の変化も激しく、遭難者の数は群を抜いて多い。 1931年(昭和6年)から統計が開始された谷川岳遭難事故記録によると、2005年(平成17年)までに781名の死者が出ている。この飛び抜けた数は日本のみならず世界のワースト記録としてギネス認定されている。(8000メートル峰14座の死者の合計は637名)世界8000m峰の死者を集めてもまだ足りない。
ギネスて。もはや登らすなよレベル。
実際、日本の山は低山でも結構アブないです。
でもあんまり規制も無いのが魅力でもあり…。
谷川岳は正直一ぺん行ってみたい。
「なんで危険を冒してまで山にのぼるの?」みたいなことは映画中にも出てきますが。
主人公がすっごいウザそうに
「大事な人の事以外考えなくていいからだよ」と答えてました。
これはカッコ良かったので、パクろうと思います。
今年はどこに行こうかなー。
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