北の山に紅葉の兆しが見えているのに
日中は少し動くと汗ばむ変な気候でした
新聞の中で神戸の豚まん専門店老祥記の会長の逝去を伝える記事が目にとまりました
神戸の南京町の中華飲食店が立ち並ぶ中で
常に行列がとぐろを巻いていた有名店です
1915年の創業で現在の改装される前の店舗にはよく買いに行きました
購入時には一人で50個とか100個との大量の注文が続きます
目の前で蒸しあがる豚まんがなかなか自分の分に回ってこないため
狭い店内で香りだけを嗅ぎながら楽しんでいました
醤油との相性が良いですがそのままでも美味しいですよ
神戸にはビッグ映劇という映画館があり何度も通っていました
格安の料金で映画を見ることができ当時の映画好きは必ず訪れています
今は改装されてレストランになっています
JAZZの店「木馬」も雰囲気を残しながらも飲食店の方向性に向かっていました
SONEのような高級店でなく、コーヒーをちびちびすすりながら
モダンジャズに沈み込む時間は別格の時間の過ごし方でした
神戸にも昭和の薫は何処かへ立ち消えて行って
震災後の平成の年輪がきざまれていくことでしょう
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