2.15.2011

漫画の装丁

Chan_Zです。

今回は漫画ー。映画も本もそうなんですが、
同じ作品を何回も観るのが好きです。

必然的にそういった作品は
・一回見ただけではよく分からない
・ ストーリー、人物などが複雑
・いろんな解釈が出来る
・そもそも終わる気がない

など色んな理由があるもんですけど。
なかでも漫画では大好きなのがドロヘドロ。
もう数十回は読んでる‥?

 
張り巡らされた綿密な伏線。
ジャンク&ファンタジーな世界観。
グロテスク&バイオレンス&ほのぼの。

読者をエラく選ぶ作品ではありますが、オススメです。
しかも作者は女性。

あと装丁が素敵です。
表紙はバガボンドみたくUVニスで浮き出し加工してるのかなと思いきや。
PP+トムソン加工(型押し)!


内表紙はエナメル系カラー紙に特色刷りでカッコイイです。
表紙絵と対応してるあたり心憎い。

とはいえ印刷・特殊加工の限界に挑戦したといっても過言でない、
印刷に携わるものからすると「…あほちゃうか(いい意味で)」と呆けてしまう、
楳図かずおパーフェクションにくらべれば、大変ささやかな加工の部類には入るものの、
これを1巻から10年近くブレずにやってるのは
装丁家まかせでなく、作者の作品に対するかなりの愛を感じます。

ストーリーもだいぶ佳境に入ってきたので
もっかい通しで…読むかー。

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