遅ればせながらようやく昨日ドラマ『坂の上の雲』を見終わりました。
思えば20年以上前 、中学の仲のよかった友達に国語便覧に出てくる
「正岡子規が出てくるおもろい小説があるでー」と借してくれたのが確か始めてでした。
正岡子規といえばおなじみの落書きして下さいと言わんばかりのこれですね
(ピッコロ大魔王とかによくされてましたw)。
今見ると社会派ラッパーに見えなくもない |
中でも一番真面目な弟真之が最終的に大活躍するという、
歴史物というよりは小説としてすごく面白かった(記憶)。
国家の存亡がかかってるのになんかゆるい(楽天的)。
…真之を除いて。
その当たりはドラマでもよく描かれていてキャスティングもすばらしかったと思います。
特にCGを駆使した戦争シーンや細部の描写も圧巻でした。
8巻の長編小説を纏めたので説明不足の点はあれど、120点のドラマだった。
しかし年取って来ると、当時よりは物語の裏方が気になる歳になって来たなと。
特に高橋是清の戦費の調達。西田敏行がやってましたね。
確か戦中だけで国家予算の4倍位を借りてたはず。
ドラマでは怪しいユダヤ人から借りてましたが…w
金無いと始まりませんしね。
今でも投資や格付け会社のニュースが連日報道されてますけども
当時はそらもう今よりエグい取引が行われてただろうことは想像に固くない。
その意味で戦中金融の中心ロンドンで何があったのか、
多分日露の国債で金融戦争が行われていて…。
その勝者は多分日本でもロシアでもなかったでしょう。間違いなく。
是清の自伝読んでみようかなーと思いました、面白そう。
司馬遼とか塩野七生とかはだいぶ創作が入ってますので…
ドラマは言わずもがなですが。
面白かったです(素直に)。
あとブログ書きつつ小説を中学以来
借りパクしたまんまなのに気が付きました。
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