一周しましてChan_zです。キャニオンではカメラ(も)担当してます。
今回は写真に関して少々。究極超人あ〜るからの1コマ。
『逆光』が何故勝利なのか。大分端折りますが…
・オートのカメラでは露出がアンダーになり易く撮り難い。
・被写体のエッジが立ってドラマティックな効果を得られる。・後光がさす感じの絵になり、神秘的に見える
銀塩時代ではほぼ盲目撃ちに近いハイリスク・ハイリターンなテクでした。
ので、真逆光は避けるというのがは常識だったのです。
しかし、時代は変わりデジカメになって
ちょっと写真をやってる人にとっては 、非常にコストパフォーマンスの高いテクになりました。
んで、ちょちょいと現像で味付けすれば、一丁あがりの
「なんかいい感じの写真風の写真」に仕上がってしまう昨今、
お手軽さを感じながらも、自戒を含め写真力は落ちてってるんじゃないかと思うことがあります。
まさに逆光写真のお手本のような、
ユージン・スミスの有名な『楽園への歩み』という写真があります。
これの元ネガはホントに普通の眠い露出なんですが、
「焼きの鬼」と言われたユージン・スミスの拘りのプリントによって
この名作は仕上がってます。
実物を高校の時見ましたがすべての箇所が生きているまさに鬼のプリントでした。
「逆光は勝利、但し創りだす物」って事ですね。
P.S.
キャニオンカレンダーできました!
用紙はデュークブラウンで4種類。
駿河大納言忠長ばりに負けず劣らず、ただならぬ“仕上がり”!
ほしい人は是非!
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