たまには印刷ネタも。
すっかり忙しさにかまけて、IGASやJPなど、
あんまり展示会らしい展示会にもいってません…。
思えば4〜5年前はまだ結構華やかだったなと思うのですが
ワークフローRIP、APPE、カラーマネージメント、
オンデマンド、サーバetc
などなど色々あったような気がします。
しかしリーマン・ショック以後はなんか大規模な革新も
なりを潜めてゆき…
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まだ何かを掴んでない気が… |
ここ数年は電子書籍対応や、デジタルサイネージなどなど
メーカ側も「なんかよくわかんねぇけど乗っかっとけ」みたいな感じで
結局印刷とどうなんのよ?
という今一つビジョンの見えないものばかりで
展示会にも足が遠のいていたような…。
iPadのようなタブレットPCもひとしきり普及し、
電子書籍等を自分でも使ってみて思うのは。
やっぱ印刷物ってまだまだ無くならん…とは思うけども
小部数、オンデマンド、低価格、エコの流れは
これから確実に加速してくだろうなという事。
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めざせイスカンダル |
そういう流れの中でで改めてオフセット印刷機を見た時、
戦艦大和よろしく「なんか時代に逆行してるんじゃ…」
と不安を感じることがたまにあります。
輪転機言わずもがな。
そんな中ドイツで開催された印刷機器見本市Drupaで
なんかすごいのが出てたらしい。というので今更ながらチェック。
from イスラエル。ランダ社のNanographic Printing Process
詳しくはここで
インクジェット!
しかも超巨大タッチパネル!!!
なんという斬新なデザインw
なんかイスラエルが熱いとはどっかで聞いた気がしたんですが、
うんコレはなんだかすごいww
乱暴にまとめると、
・きれい
・つよい
・紙からフィルムから結構なんでも刷れる
・乾燥不要
・刷版不要
・バリアブル
と、スペックだけでみると軽オフセットを軽く駆逐してしまいそうな匂いが。
実際はまだまだメチャ高いんでしょうけども。
特にランダ社のインクジェット技術はすごいみたいで、
すでに小森をはじめハイデルなどの有名メーカーが提携したとか。
OA機器もコスト高のレーザーから
インクジェットに乗り変わっていくような話もあるし。
これからのメインストリームはインクジェット…かも?
と、感じた次第でした。
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